【家庭教育学級】いのちのおはなし
5月28日(水)に第1回家庭教育学級が行われました。今回は、徳之島で犬や猫の保護や「適正飼育」「終生飼育」の啓発啓蒙を中心に活動されている「12(わんにゃん)ウェルビー」の方にお越しいただき,「いのちのおはなし」について講話していただきました。
徳之島は,遺棄され保健所に収容される犬の収容頭数は,県内で毎年ワースト上位だそうです。なんと毎年,150匹前後の犬が収容されているそうです。洞窟で見つかったわんちゃん,多頭飼育崩壊でやせ細ったわんちゃん…たくさんの犬や猫たちが傷ついていることを知りました。
「かわいい!」と思って飼い始めても,「意外と大きくなった。」
避妊・去勢を行わず,どんどん数が増えていき,世話ができなくなった。
飼い主がなくなり,引き取る人がいない。
という人間の身勝手な理由によりたくさんの命が奪わたり,消えそうになったりしている現状に,子どもたちもそして一緒に聞いていた大人も心が痛みました。
こんな社会を変えていくためには,まずは,子どもも大人も「知る」ことが大切です。今回の家庭教育学級をとおして,犬や猫たちの現状を知ることができました。人も犬も猫も,同じひとつの「いのち」です。犬や猫たちそして人間も,ご飯があって,きれいなお水を飲んで,寝る場所があって,家族の一員として愛されて育ち,最後まで一緒に過ごすことができる,そんな社会になってほしいです。
~子どもたちの感想~
〇わたしの犬も保護犬です。家族になれてほんとうによかったです!
12ウェルビーの方々,そして保護犬のあずちゃん,ファルちゃんありがとうございました。
学校へ「ボクものがたり」という絵本を寄贈していただきました。大切に使わせていただきます。
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